料理が映える器の種類と選び方
料理を美味しく見せてくれる基本の器とは?
料理を盛る器によって、見え方がガラリと変わりますよね。
極端な話、普通のレトルト食品であっても、盛り付け方1つで高級レストランの1皿かと思うくらいの演出ができてしまうから器の力は侮れません!
とは言え一般人の我々がお店のように豪華なお皿を何枚も購入することはできませんので、「使えるお皿」を知っておくと役に立ちます。
基本の器を揃える場合、ポイントとなるのは「色」ですね。
どんな料理にでも合わせることができる万能カラー、まずは白色、そして料理を引き立たせる黒系の濃い色の無地の器は揃えておきましょう。
また、藍色やブルー系は和洋柄もの問わず使えますのでこちらもおススメです。
さらに言えば、料理を美味しそうに見せてくれる茶褐色や緑系、イエロー系もあると重宝する基本の器と言えます。
あると便利!おもてなし用の「大皿&長皿」
一般家庭のお家では、そんなにたくさんのお皿を揃える必要はありませんが、必要最低限のものは揃えておきたいですよね。
いろいろ盛り付けることができる大きなサイズの丸皿やパスタ、サラダを入れる浅鉢、あとはお茶碗&汁椀は日々の生活で大活躍してくれます。
それ以外に友人や親戚を招いてお料理を振る舞う場合に揃えておきたいのが、おもてなし用の大皿&長皿です。
パーティーメニューは大きなお皿に盛り付けると映えますし、大勢の場合は取り分けるスタイルになりますから、何種類かあるととても便利ですよね。
大きなお皿は直径32センチ程度のものが便利と言われており、大鉢を選ぶときには盛り付けしやすい8センチくらいの深さのものがよいでしょう。
形も丸型や楕円形、四角など変化をつけるとお料理の見え方もそれぞれ違って楽しいですよ。
長皿の場合はバケットを置いたり、オリーブやチーズ、ナッツ、ドライフルーツなどをオシャレに並べて出すときにも使えます。
テリーヌやパテ、生ハムと一緒にクラッカーやグリッシーニを添えてもパーティーの演出によいですね!
もちろん、お寿司やお刺身、海苔巻やおにぎりをのせても美しく盛り付けることができますよ。
柄もの器でコーディネートを増やそう
「柄ものの器は扱いにくい」と言う人もいますが、無地の器にプラスするだけでグッと華やかさがアップしますので取り入れてみてはいかがでしょうか。
難しく考える必要はありませんので、好みのデザインを購入して大丈夫です。
無地と柄もの器があれば、コーディネートの種類が増えて楽しいですよ。
器は色・形・大きさだけではなく、素材や特性もそれぞれ異なりますので、それらを理解した上で使用することがポイントです。
好きな器をコーディネートして料理を盛り付ければ、日々の食卓やパーティーがもっと豊かになりますよ!