しっくりくる香水の選び方
香りを楽しむコスメティック
香水は、代表的なコスメティックの一つで、もともとは宗教的な用途や薬用として使われていたそうです。
香水は、様々な香料にアルコールを用いて作られていますが、ワックスを使用した固形型のタイプもありますね。
香水を調合する専門の職業もあって、調香師やパフューマーと呼ばれているんです。
意外に知らない方も多いんですが、香水はただ単に香りがよいものが合うのではなく、自分の体臭と混ざり合って初めて、独自の香りを演出してくれるんです。
ヨーロッパで独自の進化を遂げた香水は、欧米人特有のわきがの影響が大きかったといわれています。
食生活または、入浴頻度などの文化的な違いもあり、欧米人にはなくてはならないものだったんですね。
香水の種類を知っておこう
香水の種類には、色々あるってご存じですよね ?
だけど、あまり細かくは知らないという方の為に、ここでは香水にどのような種類があるのかを説明しちゃいますね。
香水には、さまざまな分類方法がありますが、一般の方でもなじみ深い、濃度による分類をご紹介します。
『パルファン』
・濃度15 – 20%
『オードパルファン』
・濃度10 – 15%
『オードトワレ』
・濃度5 – 10%
『オーデコロン 』
・濃度2 – 5%
『練り香水』
・蜜蝋などに香を混ぜた固形状のタイプ。
基本的に、香料の濃度が高ければ高いほど、香りが長続きするんです。例えば、パルファンだとおよそ5時間から7時間、オーデコロンならおよそ1時間から2時間が目安になります
欧米人はわきがが多い
東アジア系の東洋人は、わきがの割合が異常に少なく、日本人でみると10人に一人の割合だと言われています。
これに対して、欧米人の多くはわきがの割合が非常に高く、80%から90%といいますから、香水が必要な理由がよくわかりますよね。
このように、日本ではわきがの割合が極めて低いため、肩身が狭い思いをする方が多いんです。
なぜ、欧米人にわきがの割合が高いかというと、食文化の違いが一番だと言われています。
ご存じのように、欧米人は肉食文化で、日本では昭和に入り、ようやく肉食文化が一般化した程度でしかありません。
しかし、現代日本人は肉食に偏りがちで、わきがの割合も増えている傾向にあるといわれています。
香りの傾向と特徴を知ろう
香水の傾向をみると、欧米では比較的に香りの強いタイプが好まれますが、日本ではあっさりとしたフローラル系な人気が高いといえます。
では、日本人に好まれやすい香り別にみる香水の傾向と、その特徴を見ていきましょうね。
『フローラル系』
・日本人の好む花の香りが特徴です。『シトラス系』・男性に人気な柑橘系、さわやかな香りが特徴です。
『ウッディ系』
・樹木を基調とした力強い香りは、男性向けの香水によくみられます。
『オリエンタル系』
・刺激的な花や樹脂の香りが特徴で、エキゾチックな雰囲気に合うとされています。
『ゲルマン系』
・スイーツ系の香りが特徴で、甘い香りが大人気です。