子育て経験が活かせる保育士のお仕事
子育てがひと段落して、仕事をしようと考えている女性は少なくないでしょう。そこで子育ての経験をいかして保育士になってみてはいかがでしょうか。人生100年と言われる中、将来のキャリアを考えると保育士をオプションのひとつとして考えるのもいいかもしれません。
結婚後のキャリアプラン
結婚をして出産し子どもがある程度大きくなったら、また働きたい女性も少なくないはずです。
政府は2019年4月から少子高齢化にともなう労働人口の減少、働き方の多様化を政策に掲げて生産性向上や職場で働く従業員の満足度を向上させる働き方改革の一部が施行されました。
働き方改革は、1億総活躍社会を実現させ、50年後も日本の人口をたもち、職場や家庭、地域で誰もが活躍できる社会を実現させるもの。結婚後子育てをして、仕事から離れていた女性のキャリア形成としてピッタリです。
保育士はこれから先の日本を支える子どもを育成する重要な仕事です。また、保育士として勤続しているとやがて主任への昇進も期待できます。
パートから保育士を目指すプラン
少子高齢化により働き手が少なくなっている保育士。ところが、保育園の増加により、保育士の需要はたかまるものの、供給が追い付いていないのが現実です。保育士になるには厚生労働省が指定した専門の機関で必要な科目を履修・卒業するか、保育士国家試験を受験して、受かれば保育士になれます。
パートから保育士を目指すなら、国家試験を受けて、保育士になるのが現実的でしょう。パートとして2800時間以上の経験があれば国家資格受験資格が与えられます。現在保育士は非常に不足しており、以前は年1回の試験でした。2016年から年2回になりました。試験の時期は4月と10月、実技が7月と12月に行われます。
保育士のやりがい
保育士はパートと家でも子どもをお世話する責任重大な仕事です。また、保護者との関わりと悩む保育士も少なくありません。責任の重さに押しつぶされそうになるでしょう。
保育士として働いている中で感じるやりがいは、日々の子どもとの信頼関係を醸成できたときです。つまり子どもにとって親以外で特別な存在になれたときです。
大好きな先生として子どもたちからしたわれれば、今までの苦労も吹き飛ぶでしょう。
また、子どもの成長だけでなく、逆に子どもに気づかされ、学びになるケースも少なくありません。子どもの視点は大人とは全く違います。散歩中、大人では気づかないことを教えてくれます。